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boofoooohの日記

サッカー/音楽/本/大人になってからのフットサル

空を見上げよう baby, the stars shine bright

この時期は空が綺麗でいいですね。抜けるような青空に赤みがかった葉っぱがこれまた綺麗で、走っていて楽しいです。遠くの富士山の白い姿もはっきりと見えるということは、夜も星が幾つも輝いて見えるということで、仕事で疲れて帰る道すがら、オリオン座のほかにも星が沢山見えるのに気づき、しばらく空から視線が外せませんでした。

 

そして頭に浮かんだのは、ねえ君、星が輝いてるよ、というエヴリシング・バット・ザ・ガールの3枚目のアルバムタイトルでした。

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everything but the girl 'baby, the stars shine bright'

 

EBTG(めんどくさいんで略で)は、80年代初期にインディーズからデビューし、静かな怒りを感じさせる佇まいで、ジャジーな曲調とは裏腹に、パンクの流れを汲んでる人達だと思われてました。

メンバーはトレイシー・ソーンとベン・ワットの2人組で、結成前に2人とも簡素なアレンジながら胸に訴えかけるようなアルバムを出していたので、その印象が強かったのかもしれません。

2枚目のアルバム'love not money'はロックぽくなりましたが、スミスのジョニー・マーがシングル曲にハーモニカで参加したりと、とんがってる感は相変わらずでした。が、3枚目に出したアルバムが前述のとおりで、しかもマイク・ヘッジスのバリバリなオーケストラアレンジで、見事にファンの期待を裏切りました。

彼らはのちに、AORからエレクトリックに路線を変えていくんで、それに比べればまだ、と今は思いますが、EBTGは2枚目まで、という人は結構多かったです。でも彼らは最初から高い音楽性を目指していたようで、大物ミュージシャンを招いてゴージャスになった5枚目のアルバムのインタビューで、最初からこれをやりたかったみたいなことを言ってました。

私は、2枚目のアルバムに入ってる’when all's well'が大好きだったんで、この3枚目のアルバムに戸惑いながらも、曲の良さは相変わらずだし、アレンジもこれはこれで、と思ってました。そしてこのPVを見て、ああこれで良かったんだと思いました。

 

everything but the girl 'come on home'

 

刈上げ頭からの大幅イメチェンのトレイシー・ソーンはともかく、オーケストラをバックにフェンダージャガーを弾くベン・ワットの楽しそうなこと。ベタなロマンチックなアルバムタイトルも納得です。

私、何時の頃からか変わりましたが、以前は捻くれてる俺かっこいいみたいなところがあって、素直に良いものは良いと言えなかったです。星が綺麗だとか花がどうしたとか何だ?そんなこと言ってどうすんだ?みたいな。まあ良さが分からなかったのかもしれません。大人になれて良かったです。

星空を見上げたとき、アルバムジャケットで照れたようにグレーのスーツのポケットに手を突っ込んで笑っているベン・ワットの顔が浮かび、この曲が流れていきました。

 

 

(でも大好きなのはこの頃です)