boofoooohの日記

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老人とサル 

昨日、久々に都心のあちこちに出かけたんですが、歩いていると、行き交う人々が記憶にある光景と違っていて、ハタと全国で高齢者人口が子供人口を上回ったという最近のニュースを思い出しました。

目当ての店がある町並みは、何処にどんな店があるかを覚えていて、無事に残っているかとか新しくできた店はどんなかな、などとキョロキョロしながら歩くんですが、これからは高齢者相手の商売だなと、ひとりごちました。

 

通常、高齢者というと65歳以上ですが、フットサルはそれより20歳若くてもなかなかキツいスポーツです。今ちょうど私がその辺で、チームのコアなメンバーも続々と40の大台を超えてきました。そして、ふと気が付くと最近35歳とか40歳以上の年齢制限をした大会を以前より見かけるようになりました。

少子化を考えると当たり前の話かもしれないですが、おっさん(おばさん)頑張ってるなあと感心します。ランニングブームは衰えないし、私がときどき練習に使ってるデカい芝生の広場も、少年サッカーに紛れてチョイ上の先輩方が男女集まってタッチフットやってたりと、身体を動かす中高年が増えてるなと肌で感じています。

せいぜい頑張って50歳くらいかな…なんて考えていましたが、ひょっとしてまだイケるのかと思い直すようになってきました。チーム作って本格的にやりだしたのは40の歳からなんで、子供の頃からサッカーやってた人との基本技術の差を日々痛感してる身です。あれができるようになりたい、これができるようになりたいとやってる個人練習にやや未練がましさを感じてましたが、前向きに取り組めそうです。

 

実は、しばらく前から一緒にやってるチームに20代の若者が続々と加入したり、都大会で結構いいとこまでいった30代前半の人が別チームから参加したりと、刺激を受けるというより刺激が強過ぎて痛い目に遭うことが増えてまして。

何が違うかって言うと瞬発力なんですよ。ハッと思ったら抜かれている。追い付けなくって抜かれてる。で、またいいようにやられるとプレー全般に影響したりとか。結構凹みます。

でもですね、いつも考えるわけです。自分はボール蹴りだしてからまだ日は浅い。彼らは10何年やってる。彼らはもう学生のときより上手くなろうとは考えていないだろうけど、俺はまだ上手くなる。全然伸びしろはある。
公園で細かいステップを踏んだり、ジャンプしたり、ターンしたり、人目は気にせず、けど親子連れには場所を譲り、走り疲れて倒れ込み、ときに知人に付き合ってもらってひたすら1対1をやったり。

そのおかげか、単なる慣れなのか、ここ最近は結構抑えられるようになってきたので、走る脚にも一層力が入ります。家の近くに長い階段があるんですが、すれ違う人がドン引きするような形相で駆け抜けます。

  

 真心ブラザーズマイ・バック・ページバーズのが貼れないんですけど…。

 

別に昨日より若くなっているわけではないです。若いときに比べて非常に効率が悪いですが、できなかった動きがちょっとずつできるようになってるんです。

これで練習にもますます熱が入り…と思っていたところ、今朝起きたら左脚の付け根の調子がおかしかったです。コアトレやるようになってから、膝は痛まなくなったんですが、今度はまたどうしたことか…。

歳取ったら無理しちゃいかんですな。でも今朝ユーロのイタリア−ドイツ戦のPK観て、ノイアーも取れないくらいのゴール隅に一直線なボールを蹴れるようになりたいなと、ボール持って出かけました。

将来、オーバー50の大会が開催されるようになれば、きっと輝いてることでしょう。