最初のチームの失敗
雨中の試合のせいか完敗のショックのせいか風邪をひいてダウンしました。風邪をひいたときに熱が出るのはウィルスを退治するためだそうで、闘うために身体が熱くなってるなんて何か胸が熱くなる話ですねって、ああわけが分からない。
前回は職場対抗で優勝してシャンパンあおってぶっ倒れたところまででしたが、その続きです。
職場近くの体育館でなじみの顔とゲームしていると、だんだん「ちょっとほかのチームとやってみねーか」と腕試しな気分になってくるんですね。でも、そのためには自分達のチームを作って相手も探さなきゃいけないし、色々面倒くさい。その頃には私もエイトで動くとか試合での動きにも興味が湧いていて、チームで練習すればもっと良いプレーができるぞと思っていたんですが、なんせ部活・運動経験なしの底辺出身なんでみんなを誘うまでちょっと勇気が足りない。
と思っていたら一緒にやっていた仲間で家が近所の人から、その人のいきつけの居酒屋で作ったチームに誘われて、断りきれずに入ることになりました。月1回くらい練習やってましたかね。年上が多いユルいチームでした。体型もユルい人が多くて、私細いもんですから、それだけでサッカー経験者らしき人から目を付けられたか勝負を挑まれたりして、しっ新入りにはもっと優しく、と思いつつ2〜3回顔出したところで大会に出ることになりました。
練習してる施設主催の1デイの大会で、クラスはスーパービギナーだったと思います。ド緊張しましたね。結果とか全然覚えてないですが、自分がキックインで軸足がライン越えるファウルを2回しでかして落ち込んだことはハッキリ覚えてます。ノーゴール、ノーアシストでフィニッシュしました。
大会出場は良い経験になりました。ですが、そのチームの練習は輪になってパスとシュート練習だけであとはミニゲームてな感じで、試合中の約束事もなかったんですね。なんで、出ただけみたいな感じだったんで、先を考えるとこりゃもう自分でチーム作るしかないなと決心しました。
そのためには今入ってるチームから抜けなきゃいけません。誘ってくれた人とは職場で顔を合わせるため、自然脱退というわけにはいかず、長文のメールをしたためてチームの方向性と合わないことを伝えました。今思うと何をそんなに書くことあったのかっていう感じですが…後ろめたかったんでしょうね。
もともと居酒屋の常連さん中心のチームなんで、その店に行かない私は上手く輪に入っていけなかったんですが、溶け込もうとする努力をあまりしませんでしたね。感じ良くするようにはしてたんですけど。練習方法に違和感があったってのが大きかったんですが、かといって自分が積極的にかかわって変えようともせず、モヤモヤとしたままそんなんだと良いプレーもできなかったり。全然違うと言われるかもしれませんが、移籍で失敗するサッカー選手の気持ちがちょっと分かりました。
職場仲間とのサルは、夜にまったりとゲームをするだけだったんですが、良く来る人そうでない人合わせて30人くらいいましたかね。1回に集まるのは15人程度で。これから作るチームは、練習して大会出てまた練習して…を繰り返すことになります。どんくらい集まるのか検討がつかなかったですが、練習は最低10人集まって紅白戦ができるようにしたいので、15人程度は欲しいなと思ってました。
職場対抗の大会は、年1回大体秋に行われていたんですが、その前後から親しい人を中心に声をかけて、1デイの大会にちょこちょこ出るようにしました。やっぱりみんな楽しそうで、ハマってきたのを見届けて翌年2010年の春にチームを作ることにします。
2010年春といえばこんなこともありましたね!