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boofoooohの日記

サッカー/音楽/本/大人になってからのフットサル

はみ出すKIRINJI「ネオ」を聴く

音楽

選挙やらオリンピックやらでバタバタしてる世の中ですが、ふと気が付くと暑さが和らいでいるここ数日ですね。私は4月から職場が変わってしまい、自分の時間がなかなか作れず、いまだ落着かない日々を送っています。

フットサルのトレーニングに割く時間が減り、こうしてブログを書く時間も、というよりブログの題材について考える余裕がなくなってしまい、書きたいことは幾つかあったんですが、ズルズル流されて消えてしまい、いかんなあと思う毎週末です。

 

ということで待望のKIRINJIの新譜も今日初めてじっくり聴きました。

前作は個人的にオバQで盛り上がった(→夏の終わりとオバQ KIRINJI「11」を聴く )んですが、今作はそんな軽めの遊び心は雲散霧消するようなトラックで始まります。

 

意外に好評みたいですね。しかしライムスターとやるならかせきさいだあとやればいいのに。

 

ライムスターを迎えた1曲目は、ラップなんだ、と驚いて、堀込高樹のシャウト部分が何て言ってんだと歌詞を読んでへえとなって思ったのは、正直ちょっとですね、情報量が多すぎるんじゃないかと。もっとこう、ラブホテル探してウロウロしてるおかしさをメインにするのがこれまでだったと思うんですけど、ラブホテル探してウロウロしてたらおかしくなっちゃったみたいな弾けっぷりで。
千ヶ崎学のベースがすごくカッコ良くて、バックの演奏も凄くて、それだけでもお腹いっぱいなんですが、ちょっと呆然として聴いてました。

そして2曲目「Mr. BOOGIEMAN」は弓木英梨乃がボーカルの昭和アイドル曲風っていうか「ナンノ?」(平成生まれにはわからんだろうな)って思って、さらに呆然としました。

 

参考に載せときますね。前のが消えてたので改めてアイドル時代です。

 

アイドル歌謡口ロロも「ファンファーレ」でやってましたが、やっぱり馴染めないですね…。が、あれか!ブギーマンっておばけのことか、いうこときかない子供を脅すときに使う。そのブギーマンに突っ立てないで踊ろうって呼びかけてるってのは、これ聴いて違和感を覚えてる旧来リスナーというか、今までみたいなキリンジ聴かせろっていうプレッシャーに対するメッセージなのかもしれないですね。それをアイドル歌謡でやるっていうとこがまたヒネてるというか…。

3曲目からは割りといつものKIRINJI。といいつつ前作は全曲高樹作だったのが、ダブ風の「失踪」は千ヶ崎学との、ブラジル風「日々是観光」はコトリンゴとの共作です。最初、もっとメンバーの曲やるんじゃないかと思ってたのが、ようやく始まった感じで嬉しいです。2曲とも良い曲です。

恐らく従来からのファンに受けが良さそうなのは、「ネンネコ」と「絶対に晴れて欲しい日」でしょう。「ネンネコ」はシンプルな歌詞がとても良くて、内容も今の堀込高樹の歌にとても合ってます。私はこれが一番気に入りました。曲調としては正反対なカリプソ風「絶対に晴れて欲しい日」は晴れを願ってロケットを飛ばせという男の歌ですが、「個別的自衛権」なんて言葉が歌詞に登場して、これも彼らしい変な曲。

最後を飾る「真夏のサーガ」の朗々とした曲調が頭にあったんで、かなり予想を裏切られました。「11」は普通に良い曲が並んでいる感じでしたが、そこには留まらないで、幅を広げようと着々と手を打ってるようですね。試行錯誤でかまわないんで、色んな曲を作ってくれればと私は思います。旧来ファンとしては少々付いてくのが大変な気もしますが。

きっとライブではアレンジをいじったり、楽しい感じになるのでは。一聴して思ったのも、ライブでの盛り上がりを意識してるんじゃないかなということでした。ライブでは突っ立ってる系の、できれば座って聴きたい身としてはツラいですが。平日は当分行けそうにないし…。家でじっくり聴いても楽しめる作風は変わらないでもらいたいです。

 

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都知事選に落ちた人がいますね…。ちょっとサッカーの監督もしてたような。