boofoooohの日記

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女子とハイプレス

凄い!ラグビーW杯の南アフリカ撃破。心と身体が震えました。録画ですけど。結果知ってましたけど。録画で目頭が熱くなるなんて昨年のアトレティコ・マドリード優勝以来ですよ。

前半目立った、低く出足の速いタックルや集散の速さが素晴らしかったのはもちろんのこと、とにかくミスがなかった。ホントに日本代表かというくらいミスなくボールが繋がってましたね。ほかにも南アフリカスクラムで押し込んだりと目を疑うような場面はありましたが、私にとってまずそこが衝撃でした。

南アフリカは対照的に、肝心なところでミスが目立ってましたよね。あれは予想外の試合展開に焦ってたこともあると思いますが、日本の速いディフェンスがミスを誘発していたんでしょう。

 

ディフェンスの方法は異なりますが、フットサルでも出足の速いプレスは効きます。ここ来ないだろうなってとこに突然行くと、上手いチームでも結構焦ってミスしてくれます。緩急が大事なんですよ。

ま、相手がディフェンスに来るのを待ってるヤなチームもいますがね。取れそうな感じでボール持って。でも、初心者相手には前線からの素早いプレスは効果的で、そっからショートカウンターに繋がる場合は多いです。前回書いたように、最近のチームの方針は堅守速攻なんで、前線からのディフェンスの有効性を改めて考えさせられました。

 そこで、それを実践すべく、県リーグ女子1部のチームと練習をしてきました。やはり技術的にしっかりしているチームとやった方が勉強になりますし、かといってチンチンにはされないくらいのレベル、ということで思い切ってオファーしました。

 

と、いうのはもちろん大嘘で、隣のコートで遊んでいたら、ゲームするのに人数が足りないから一緒にやらないかと声をかけられて、何試合かやっただけです。

我々も人数少なく、というより2人しかいなかったんで、すぐ疲れちゃうもんだから、五郎丸の真似しながらバスケットのゴールにボールを蹴って入れる競争したりしてキャッキャふざけてたんですよ。隣はものすごい真剣に練習してて、多分目障りだったんでしょう。突然近づいてきて、注意されるかと思いきや、一緒にゲームをやらないかとのこと。

そのチームの練習は、コーチの厳しい叱責の声が響き、それにいちいち「ハイ!」で応える世界。たまに「シュート入れる気ないだろ!」みたいなのが飛んできて、「ハ」って言いかけて「イイエ…」ってなってるの聞いてて、うわー怖いとか思ってたんですけどね。思ってたら隣でふざけてんなって感じですが。

子連れのお母さんもいて、エンジョイチームかと思っていたらとんでもない。私が見てたときは、パラレラの動きからのシュートパスの動きを何度も繰り返していて、蹴り方がしっかりしてるのと、スピードもあるんで、どっかのリーグ戦でやってるチームだなとは思ってたんですが。

うろたえているところを、ぜひと言われて押し切られ、混ざってチーム分けしたときに訊いてみたら、県リーグ1部っていうじゃありませんか。中には最近始めたような人もいましたが…。謝って許してもらうかと思いました。

 

で、実際やってみたところ、素人相手で手加減したということもあったと思いますが、意外にプレーできたんですね。こちらは凄い必死だったですけど。怖い声で怒鳴ってたコーチから「楽しくやりましょうね」と優しく声をかけられても、「ハイ!」って応えてました。

敏捷性で敵わない人が何人かいましたが、何とか走力でカバーして、守備はそこそこできました。ただ、パスが普段のタイミングでは出てこなかったので、そこは難しかったですね。攻撃で負担をかけてたようなんで、その分守備で頑張ろうと、試しに高い位置でプレスをかけてみると、意外に上手くいってボール奪ってシュートまでいけたりして、ちょっと嬉しかったです。

前線からのディフェンスの有効性は実感できましたが、しかし疲れました…。走り回ってると疲れてミスが出ちゃうんですよね。1人かわしても次でミスることたびたび。南アフリカ戦みたいにはいきません。ラグビー日本代表のように体力を強化するのは難しいので、いつどこでプレスするというのを決めとくのがいいですね。フラフラになって、その後シュート練習に誘われたんですが、丁重にお断りして、コートを後にしました。

  

paul simon 'diamonds on the soles of her shoes' 南アフリカということで。

 

 そういえば、おかげさまでこのブログは2周年を迎えることができました。1周年のときは錦織ネタで始まってて、変わらんなと、芸がないなと 改めて思い、更新の間隔も空いてきましたが、読んでくれる人は増えてるようなので、頑張ります。今後ともよろしくお願いします。