boofoooohの日記

サッカー/音楽/本/大人になってからのフットサル

フットサルとは歓喜の美酒

さて最初はいきなりクレイグ・デイビイスで、やさぐれ度が非常に高かったんですが、私現在の趣味は主にフットサルという爽やかな一面もありまして、今回はそのフットサルの話です。

 

私の場合、

部活経験がなく(やさぐれ)、

当然サッカーの経験も技術もなく、

下手なまんま好きが昂じてチームを作ってしまった。

というところに特徴があるんですが、ほかにもいるみたいですね、こんな人。取りまとめやってると色んな苦労があると思うんで、参考になったら幸いかと思い、サル話を続けていきたいと思います。まずはきっかけから。

 

当時、職場近くに体育館があって、同僚から誘われて始めました。見る方ですがサッカー好きだったんで、機会があればやってみたかったんですけど、ボールが足に着かなくて。

私は下手でした。今でもそうです。でも体力だけはありました。素人のフットサルなんて作戦の無いミニサッカーです。1人ハイプレス状態で、ワンちゃんのようにボールを追っかけてましたが、何とかなりました。そのうち相手が疲れてくるんで、そうするとテクがなくともチャンスに絡めます。

そして声は出すようにしてました。ナイスプレー!とかサンキュー!(坂田!)とかヘイ!(パス来ねえ...)とか。声出しについては、サッカー経験者が何人もいる中なんで恥ずかしかったですが、あまりにも下手過ぎたんで開き直ってたのかもしれません。

そのうちボールが持てるようになり、周りとなじんできました。私の勤め先は、職場対抗でフットサル大会を催していて結構盛り上がるんですが、ある年の大会で、チームの取りまとめをすることになりました。一番動いて声を出す。パッと見は適任かもしれませんが、経験は全くありません。部活もやったことないくらいですから。でも、もともと見る方から入ってるので、作戦を考えるのは前からやってみたかったことです。

当時はJ1でシャムスカ率いる大分が快進撃をしていました。流行りに弱い私は彼に倣い、「守備の5割は団結力だ」を信条として、ディフェンスの約束事を作り、交替の時間も細かく決めます。

オフェンスは考えませんでした。というか考えられませんでした。その代わりPKを見越して上手いキッカーが最後フィールドに残るようにしました。

結果は2度のPK戦を勝ち抜き、決勝は2-1で勝ちました。チームは普段ボールを蹴らない人も何人かいたんですが、ガチな相手と戦い抜いての勝利に喜びひとしお。つまんねーサルしやがってと言いたきゃ言え。祝杯を上げた後に、ヴーヴクリコを買って帰り、飲んでる途中で気絶して、次の日仕事を休みました。

翌日瓶に残っていたシャンパンがまだシュワシュワで、本物のシャンパンは次の日泡が残るって気まぐれコンセプトに載ってた話は本当だったんだ、と感動した記憶があります。

多分、この経験がなければ、チームは作っていなかったと思うし、今もプレーしてたか分かりません。

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 なんという天国