boofoooohの日記

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craig davies "groovin' on a shaft cycle"

ブログを始める際に、IDを決めようとして色々考えたんですが、最初は好きなバンドや曲名なんかを思い浮かべてたんですね。でも人気のあるのは使われてるんで、あまり知られてないもの...とか考えて浮かんだのが、これでした。

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craig davies "groovin' on a shaft cycle"

クレイグ・デイビイスは、87年にラフトレードからデビュー。デビューシングルはヴィニ・ライリーとの共作、1枚目のアルバムにはベン・ワットがクレジットされています。これは90年に出た2枚目にして最後のアルバム。

スタイルとしては、ギターを中心としたシンプルなアレンジのサウンドに、投げやりかつソウルフルなボーカルが乗っかります。ちょっと初期のトム・ウェイツを彷彿させるところがあります。なので、上記2人の名前に魅かれて聴くと、外されます。外されますが、不思議と気に入るのではないでしょうか。

6曲目の"waltz?"は、曲のブリッジやコーラスの前に「ブリッジ」「コーラス」と呼びかけるのがカッコいいです。歌詞もシンプルで情けなくてイイ!

このアルバムだけ日本盤が出ています。ライナーが広瀬陽一、訳が西森マリーと、ずいぶんとまどった記憶がありますが、予想に反して良かったです。

当時やはり全く売れなかったようで、もれなくレコファンのワゴンに500円でいっぱい乗ってました。今ならブックオフとかに流れてるんじゃないでしょうか。しかしこれは名作です。夜中に両手を頭の後ろに組んで、ひっくり返って聴くには最高じゃないでしょうか。

今回、久々に聴いて改めて良いと思いました。IDは結局プロフ写真から取りましたが...。(ブーフーウーのシャツ着た写真だったんですけどその後変えちゃいました)